台東区根岸1丁目
鶯谷駅北口改札を出てすぐのところにある居酒屋さんです。元々うどん屋さんだったらしいのですが、今は居酒屋がメインになっています。メディアなどに登場することはないにもかかわらず17時オープンと同時にほぼ満席になります。予約不可なので確実に入店するにはオープンとほぼ同時に入る必要があるのが難易度高いです。これぞ知る人ぞ知る名店です。
本日のおすすめメニュー。興味をそそる、魅惑的なメニューばかりです。それにしてもどれも安い!
◆ドリンク◆
烏龍ハイと生レモンサワーです。
◆初夏野菜三種◆
今が旬の野菜三種盛りです。千葉県産の枝豆、生もろこし、絹かつぎ。生もろこしは白とうもろこし(ピュアホワイト)でみずみずしい食感です。絹かつぎは小さい里芋を皮のまま蒸したものです。微かに甘みを感じます。
◆刺身三種盛り◆
間違いなく「刺身の三種盛り」というメニューですが、なぜか九種盛りになっています。正直、出されたときに戸惑います。思わず「えっ?三種盛りを頼んだのですが…」と店員さんに聞きなおしてしまいました。メニューの3倍。旬のものもしっかり入って冷凍ものは一切ないのがスゴイです。最強のコストパフォーマンスですね。
ひらまさ、縞アジ、真鯛、ハモ。
イワシ、真アジ、ヒラメ、中トロ、〆サバ。
◆とうもろこしのかき揚げ・岩塩とバター◆
コーンのかき揚げです。コーンはこちらも白いとうもろこしを使っています。定番の岩塩か、もしくはバター(醤油)でいただきます。バターでいただく天ぷらは斬新ですね。バターとコーンは黄金コンビ。天ぷらでいただいてもその相性は抜群です。
◆鳥もも肉の里芋団子◆
鶏モモ肉を擦った里芋で包んで団子状にして揚げたもの。出汁のあんかけにわさびを添えて仕上げてあります。団子というよりバクダンというくらいの大きさです。
中の鳥肉は下味をつけてほぐしたものが擦った里芋に包まれています。丁寧に出汁をとったあんかけの風味と見事にマッチしています。わさびがまたいいアクセントになっています。料亭で出てきてもおかしくない一品。おいしいです。
◆破竹の豚巻きの炙り塩こしょう◆
筍のハチク(くれたけ)を豚ロースで巻いた焼き物。さっぱりとしたハチクと豚肉の脂の組み合わせです。ハチクは今が旬。シャキシャキとした食感が楽しいです。
◆鮭ハラスの炙りと野菜のバーニャカウダー◆
焼いた鮭と野菜のバーニャカウダーです。野菜は下ごしらえしたもの、生でそのままのものいろいろです。
本来なら大根おろしと醤油でいただく鮭ハラスをまさかバーニャカウダーでいただくとは…いやはやビックリです。サーモンのソテーのよう、ワインが合いそうです。それにしても和と洋の食材を上手に組み合わせている料理が多いですが、その組み合わせ方が天才的ですね。
◆げそ天うどん◆
〆の食事です。元々うどん屋さんですからお客さんの多くは〆にうどんを食べて帰ります。こちらはげそ天うどん。天ぷらは別盛りで出てきます。
透き通ったつゆは西日本のタイプです。しっかり出汁がとれていてすごいいい香りです。最後まで飲み干せます。麺はうどんにしては細麺です。つるっとのど越しがよくてコシのあるうどんです。
天ぷらは揚げたてサクサク。うどんに入れても、このままいただいてもOKです。