B面

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藪伊豆総本店

中央区日本橋3丁目

 

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東京の中でも有数の老舗のそば屋です。江戸時代の天保年間から続く京橋のそば屋「伊豆本」が、明治15年に「神田やぶそば」の暖簾を包含されて「藪伊豆」と命名されたそうです。藪伊豆になってからも長らく京橋にありましたが、1996年に日本橋の現在の場所に移転してきました。首都高都心環状線宝町出入口付近にあります。立派な店構えでちょっと敷居が高そうですが、店内はいたって庶民的。帳場の女将さんの掛け声は必聴です。

 

◆せいろそば◆

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お昼のおそばの定食「じゅげむ定食」です。メインのおそばはせいろの二枚もりです。せいろに替えて温かいかけそばにもできます。

 

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江戸のおそば伝統の細い二八そばです。お店では石臼で毎日朝晩二回挽いているそうで、いつでも挽きたてを味わえます。やはりおそばは「食べやすさ」より「すすりやすさ」に重きが置かれているようです。つゆにちょっとつけて一気にすすりましょう。

 

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つゆも伝統的なちょっと辛めのつゆです。カツオ節とサバ節から出汁をとっています。薬味は刻みねぎとわさびのほか、大根おろしとおろし生姜もついています。量のある二枚もりですから単調にならずにいろいろ楽しめます。

 

◆副菜◆

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おそばの箸休め的な副菜です。おそば屋さんらしい、かまぼこ、きんぴら、高野豆腐の3種類の盛り合わせです。日本酒好きにはたまらない盛り合わせになっています。

 

◆鶏肉の柳川小鍋◆

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鶏肉とささがきごぼうを醤油とみりんの割り下で煮た柳川鍋のミニ版です。柳川といっても卵ではとじてはいませんね。割り下は甘ったるい感じが全くなく、きりっとした味わいです。鶏肉も脂身はなくてさっぱりとヘルシーな一品です。

 

◆そばの実ご飯・季節の小鉢◆

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そばの実と一緒に炊いたごはんです。そばの実の微かに甘い香りと味わいがしてがすごくおいしい!季節の小鉢は野沢菜漬けです。

 

◆そば湯・そば茶◆

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おそばの〆のそば湯、そして最後は香りのいいそば茶です。

 

お店の公式HP→ https://www.yabuizu-souhonten.com/