中央区日本橋2丁目
大正12年創業、東京を代表する老舗のおでん屋さんです。元々は銀座5丁目にお店を構えていましたが、平成14年に日本橋に移転してきました。移転してからまだ20年程度なので、お店の外観も内装も比較的キレイなままです。1~4Fで90席ありますが、土曜日は外に行列ができることもままあります。
◆ドリンク◆
バカルディ・スペリオールを炭酸水で割ったラムハイと、チューハイのウーロン茶割りです。
◆おでん6種類◆
名物のおでんです。30種類くらいあるおでん種の中から定番のものを選びました。たまご、大根、はんぺん、こぶまき、がんもの6種類。こぶまきは昆布にゴボウが巻いてあります。
お店の特徴は何といっても濃いおでんの出汁です。どれも中まで出汁がしみ込んで茶色くなっています。かつお、昆布、砂糖、醤油で作るこの出汁は長年継ぎ足してきたもの。ほんのりと甘辛い出汁です。
◆とまと◆
珍しいトマトのおでんです。皮を湯むきして崩れないようにゆっくり煮込んだものです。
トマトの酸味が抜けてまろやかになっています。和風だしのホールトマトみたいです。夏にはこのトマトおでんが冷製になります。
◆牛タン◆
牛タンのおでんです。皮つきの牛タンを徹底的に下茹でして、さらに熱湯をかけて脂を切って、それからおでん鍋で煮込む手間のかけよう。なので牛タンとは思えないほどとろっとろに仕上がっています。
◆大山鶏もも焼き◆
おでんだけでなく、焼き鳥をメインとした鳥料理もお店の看板メニューです。鶏肉はコーチンと大山鶏を使っています。こちらは大山鶏のもも肉の網焼きのハーフサイズ。味つけは塩と醤油から醤油焼きを選びました。柔らかくて香ばしくてジューシーな焼き上がりになっています。
◆お新香盛り合わせ◆
白菜、きゅうり、かぶ、にんじん、べったらのお新香の盛り合わせ。ここまで豪華なお新香の盛り合わせも珍しいです。べったらがすごく分厚いです。
◆とうめし◆
〆のごはんです。茶飯の上におでんの豆腐をまるまる1丁ドーンとのせたもの。かつて裏メニューだったものが今では必食の看板メニューになっています。
出汁がしみ込んだ豆腐はふわふわ&とろとろです。おでんの豆腐と茶飯だけのシンプルな料理ですが、これぞ究極の〆の逸品。美味すぎです。
お店の公式HP→ https://a439400.gorp.jp/