江東区富岡1丁目 富岡八幡宮内
東京を代表する郷土料理のひとつ、「深川めし」のお店です。本店は清澄白河にあって、こちらは支店になります。場所は富岡八幡宮の境内の中。鳥居をくぐって正面参道の脇にひっそりと佇んでいます。雰囲気ありますね。店構え同様、店内も静かで落ち着いた雰囲気です。座敷席もあって夜はお酒をいただくこともできます。
◆辰巳好み◆
ぶっかけタイプと炊き込みタイプの2つの味が同時にいただける、ランチのお得なお膳です。
こちらのぶっかけタイプが「深川めし」です。あさりの身とザク切りにしたネギを味噌で煮込んだものをごはんにかけた、いわゆる「漁師めし」です。刻み海苔が添えられているのも江戸前っぽいです。
「よくかき混ぜてお召し上がりください」とのことです。ごはんにみそ汁にかけたようなさらっとしたイメージでしたが、実際は真逆でした。おじやのようなとろみがあって、味わいもあさりの出汁の効いた味噌が濃厚でガツンときます。これぞ漁師めし、って感じで掻き込みたくなる一品です。
炊き込みタイプは「浜松風」と呼ぶそうです。こちらはあさりの出汁の香りが広がる、あっさりと上品な味わいに仕上がっています。
お椀はわかめと白髪ねぎのお吸い物です。
小鉢にはかぼちゃ、たけのこ、しいたけの炊き合わせと、わかめとぬたの酢味噌和え。やさしい味付けでほっとします。
お口直しに黒ごまあんの白玉もついています。
お膳を食べ終わると食後のデザートをいただけます。くずきりでした。ちなみにお店には甘味もあるみたいです。
お店の公式HP→ http://www.fukagawajuku.com/