B面

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第101回天皇杯 決勝 vs大分トリニータ

国立競技場

 

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天皇杯の決勝です。クラブは初めて新国立競技場を舞台にして戦います。もちろん自分自身も新国立競技場に足を踏み入れるのは初めてです。

 

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本日の決勝も準決勝同様、観客の入場者数の制限はありません。チケットは完売。57,785人の大観衆は久しぶりの光景です。

 

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決勝の相手は大分トリニータ。準決勝でJリーグチャンピオンの川崎を相手に劇的なPK戦を制して決勝まで進んできました。今シーズンのリーグ戦の成績は1勝1敗。過去の通算成績をみても相性が悪いです。降格が決まり来季J2で戦うことが決まっていますが、決して油断できる相手ではありません。(メインから見て右側だけ入口があってスタンドが割れています。)

 

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スタメン=西川、酒井、岩波、ショルツ、明本、関根、柴戸、伊藤、小泉、江坂、ユンカー。サブ=鈴木(彩)、宇賀神、槙野、西、大久保、汰木、平野。

スタメンは現時点でのベストメンバーといえる11人でしょう。

 

6分:関根の突破からマイナスの折り返しを江坂が蹴り込んで先制
90分+3分:大久保のCKでGKがはじいたボールを柴戸がダイレクトボレー、槙野が頭でコースをかえて決勝点。

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〇 浦和 2-1 大分

3年ぶりの天皇杯優勝です。

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完全に逃げ切り態勢の中、アディショナルタイム直前に同点に追いつかれたときは、半ば負け試合を覚悟しました。延長・PKになればおそらく大分-川崎との準決勝の二の舞になっていたでしょう。こちらはもう攻め手がない、そんな状況でのアディショナルタイムに槙野が決勝点…準決勝ではウガ、決勝では槙野と退団が決まっている選手に見事に助けられました。最後までモチベーション高く戦ってくれたことにホント感謝です。

 

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今季から指揮をとるリカルド・ロドリゲス監督は過去の実績やキャリアにとらわれず、無名でもキラリと光る原石のような若い選手を積極的に使い続けチームを成長させてきました。正直、今年の開幕前は残留争いも覚悟していたのですが、終わってみればリーグ6位、ルヴァンカップ4強、そして天皇杯優勝。監督就任1年目としては十分すぎる結果です。来シーズンはACLも待っています。そこでリカルド監督がどんな手腕を発揮するのか、今から楽しみでなりません。

 

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「みんなで阿部選手がカップを掲げることを目標にやっている。」

その目標は見事に達成されました。いや~ホントよかった。

 

 

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余談ですが、国立競技場の感想を少々。

  • シンプルな造りでインパクトは少なく、「まあ、よくあるトラックつきの競技場だな」という印象です。
  • 通路や階段などの動線は収容人数に見合っておらず、かなり混雑します。(実際に帰りはエリアごとに順番に退出させる「計画退場」でした。)
  • トイレはそれなりに数はありました。ただトイレのための通路の並びはどこが最後尾か迷います。
  • 座席の幅が狭いです。オリンピックで体の大きい外国人を入れていたら大変なことになっていたんじゃないでしょうか?
  • 座席の前も狭いです。列の真ん中あたりですと途中に座っている方にいちいち立ってもらわないと通路まで出られません。
  • サッカー観戦にとって3Fはトラックがあっても傾斜があるので見やすい、2Fはまあまあ、1Fは最悪。
  • メインから見て左側バックスタンド寄りは日中は直射日光がモロに当たります。暑い&眩しい。

何というか…総工費1500憶円以上かけてコレかよ、というのが正直な感想です。