≪vol.1≫ 2022.02.19-02.20
12年ぶりに京都にやってきました。2月の京都はガチ寒いです。できればもう少しいい季節に来たかったです…。
京都市の中心地を流れる鴨川。千年の都と京文化を育んできた京都のシンボル的な存在で、観光客のみならず、地元の人からも愛されるスポットです。
『棲家 富小路』 (京都市中京区四条富小路)
◆京漬物盛り合わせ◆
京都のお漬物の盛り合わせです。季節ごとにそのラインナップは変わります。今回はしば漬け、しそ大根、刻みみぶ菜、細ごぼう、刻みすぐきの5種類。どれも上品に漬けてあります。
◆万願寺唐辛子の天ぷら◆
京野菜の代表格の万願寺唐辛子を天ぷらでいただきました。果肉が柔らかくて甘いです!添えてあるピンク岩塩をつけてもいいですが、何もつけないでいただくのが最高です。
◆海老芋の唐揚げ◆
京都の冬の風物詩の海老芋です。こちらは唐揚げでいただきました。ねっとりとしてホクホク。唐揚げにする前に海老芋を出汁で煮付けてありますので、口の中で出汁のいい風味が広がります。こちらも塩が添えてありますが、そのままがおいしいです。
◆九条ネギ セセリと炒めて◆
こちらも代表的な京野菜のひとつ、九条ねぎです。こちらは鶏肉のせせりとシメジと合わせた炒め物でいただきました。九条ねぎの歯ごたえが心地いいです。甘みがありますね。鶏肉との相性も抜群です。炒め物でも出汁が使われているようです。和風に仕上がっています。
◆京生麩の二色田楽◆
黒ゴマ、粟、よもぎの3種類の生麩にそれぞれ白味噌と赤味噌をかけた田楽です。もっちもちの食感。風味のいい生麩と濃厚な味噌の組み合わせです。
◆おぼろ豆腐 湯葉あんかけ◆
おぼろ豆腐に京風出汁のあんかけをかけたものです。湯葉、シメジ、三つ葉と具だくさんのあんかけに海苔が添えてあります。冬に温まる一品。
おぼろ豆腐は京都北山のおぼろ豆腐です。豆腐の味が濃厚。滑らかで上品な口当たりです。
『おかる』 (京都市東山区祇園町北側)
◆ミックスカレーうどん◆
大正14年創業の祇園にある老舗食堂です。お店の看板メニューがこちらのカレーうどん。祇園の舞妓さんにも人気だそうです。こちらは具に肉とおあげが入った「ミックスカレーうどん」です。
うどんは京都らしく柔らかめ。カレーのつゆもスパイスを効かせるというよりどこかやさしい和風の辛さです。この和風の辛さのカレーとおあげがに不思議といいコンビネーションになっています。
◆衣笠丼◆
甘辛く炊いたおあげとねぎを卵でとじた京都の名物丼ぶりです。卵はたっぷりの出汁と一緒に半熟状態に仕上げてあります。山椒のいい香り。
おあげの中に出汁がたっぷりしみ込んでいて、口にすると中からジュワーっと出汁が溢れてきます。こちらも京都らしいやさしい味わいです。