台東区浅草5丁目
大正13年創業、100年近くの歴史をもつ超老舗です。裏浅草エリア、千束通りと花園通りに挟まれたところにお店はあります。最寄り駅はTX浅草駅か地下鉄三ノ輪駅になるのでしょうか？ただいずれからも徒歩15分以上かかります。初代が西洋料理から始めて、2代目が中華料理を取り入れたことから洋食+中華というスタイルになったそうです。現在は18席の小さな店内を親子3代で切り盛りしているアットホームなお店です。
◆カツ丼 上◆
創業当時から提供している、お店の看板メニューのカツ丼です。「上」とありますが、現在はこちらの「カツ丼上」だけがメニューに残っているようです。蓋つきの丼ぶりでちゃんと蓋を被せてあるのが老舗らしさを感じます。みそ汁とお新香つきです。
蓋を開けるとカツが丼ぶりにぴったりと納まっています。しっかり火を通した卵とじ。カツの煮汁は豚骨、鶏ガラ、鰹、昆布とちょっと中華を取り入れた出汁になっていて、甘ったるさを感じずおいしいです。
カツは1cm程度の分厚さ。程よく柔らかくてジューシー、食べ応え十分です。塩コショウでしっかり下味をつけてあるのでおそらくトンカツ単体でもおいしいと思います。
◆冷し麻婆麺◆
こちらは中華メニュー「冷し麻婆麺」です。豆腐と肉みそをのせた冷やし中華ですね。その周りには千切りのきゅうりと刻んだねぎが散りばめてあります。
麺は中細麺。つるっとしてのど越しがいい麺です。冷水でしっかり〆てちゃんと冷たくなっているのがウレシイ。タレは透き通っていて、ほんのり甘酸っぱさを感じるまろやかなタレです。下町とは思えない上品な味わい。刺激が欲しい方はラー油をかけるのがオススメだそうです。
