埼玉スタジアム2002
ACLです。レッズは天皇杯優勝チームとして3年ぶりにACLの舞台に戻ってきました。コロナ禍でACLはH&A方式ではなく集中開催で行われています。レッズの所属したグループステージは4月にマレーシアで行われ、アジア東地区のノックアウトステージはここ埼玉で開催しています。
ここまでの成績は以下の通り。
【グループステージ】
○ 浦和 4-1 ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)
○ 浦和 5-0 山東泰山(中国)
● 浦和 0-1 大邱FC(韓国)
△ 浦和 0-0 大邱FC(韓国)
○ 浦和 6-0 ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)
○ 浦和 5-0 山東泰山(中国)
【ノックアウトステージ】
ラウンド16 ○ 浦和 5-0 ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)
準々決勝 ○ 浦和 4-0 BGパトゥム ユナイテッドFC(タイ)
準決勝はアジア東地区の代表を決める試合です。相手は全北現代モータースFC(韓国)。準々決勝でヴィッセル神戸に勝って準決勝にコマを進めてきました。レッズと全北は2007年準々決勝、2013年グループリーグ、2019年グループリーグで対戦していて2勝1分3敗となっています。
スタメン=西川、酒井、岩波、ショルツ、大畑、モーベルグ、伊藤、岩尾、関根、小泉、松尾。サブ=鈴木、馬渡、知念、明本、大久保、柴戸、安居、ユンカー、江坂。
ノックアウトステージからほぼこのメンバーで固定して戦ってきました。現時点でベストメンバーといえる布陣です。
11分:スローインから酒井の折り返しを松尾が合わせて先制。
120分:1-1で延長に入り延長後半11分、勝ち越し点を許し万事休すかと思われた延長後半15分のラストプレー。酒井のスライディングのボール奪取からモーベルグがドリブル、再び酒井に渡りクロス、相手がクリアしたボールを大久保がボレー、明本がヘディング、GKははじいたところをユンカーが押し込んで同点!
(※興奮してブレまくりです。)
浦和 2-2 全北
120分戦っても決着がつかずPK戦へ。
全北 × × ○ ×
浦和 ○ ○ × ○
決勝進出!
まさに激闘です。諦めたらそこで終了ということを痛感させられる一戦となりました。今日の試合はこれまでのラウンド16や準々決勝とは明らかにレベルが違っていて、さすが韓国のクラブといった感じです。岩尾を自由にさせない、モーベルグには2人でマークする…相手はレッズの戦い方をよく研究していたような気がします。内容はほぼ互角。最後の最後でGK西川が神がかりのPKセーブを2回やってくれました。その差だけです。
アジア西地区と戦う決勝戦はなんと来年2月。決勝戦はH&A方式で行われますが、来年のシーズン開幕戦がいきなりACLの決勝ということになりそうです。シーズンオフを挟むので現在いる選手がいないかもしれませんし、逆に新たに加入した選手がいきなりACL決勝ということもあり得ます。しかも芝の張替え工事で埼玉スタジアムが使えない可能性も…。なかなか難しい状況ではありますが、滅多にないチャンス。3年前の雪辱を晴らし、是非トロフィーを掲げてもらいたい。