台東区根岸1丁目
JR鶯谷駅南口を出て陸橋を下り「東京キネマ倶楽部」の脇の路地を入ったところにある鶏料理がメインの居酒屋さんです。店内はカウンターと小上がりの計15席のみ。営業時間は居酒屋とは思えない朝10時のオープンです。それでも平日の昼間から結構なお客さんが入っているのは何とも鶯谷らしいですのですが…(苦笑)。夜は一応23時までとなっていますが、売り切れ次第終了してしまうので最後まで営業していることはほとんどありません。
◆ドリンク◆
冷凍レモンハイボール(角)。ハイボールを頼むとチンチロリンに挑戦できます。ゾロ目を出すと無料、偶数は半額、奇数は倍額(!)。
◆鳥焼き◆
お店の看板メニューの鳥焼きです。串ではなく鉄板で焼いてあります。手や空気に触れる時間を少なくして鮮度を保つために串には刺さないんだそうです。鶏肉はむね肉ともも肉のミックスになっています。1皿で串2~3本分。1個が大きいのでジューシーさがすごくよく伝わります。塩かタレを選べるので今回は塩にしました。新鮮な鶏肉なのでパサつきが全くなくて柔らかいです。
塩の鳥焼きには味噌と柚子胡椒がついてくるので、いろいろな味が楽しめるようになっています。どちらもお酒がすすみますね。
◆チューリップ唐揚げ◆
今では見かけることが少なくなった骨付きの鳥の唐揚げ、チューリップです。このチューリップもお店の名物のひとつになっています。1個から99個までオーダーすることができます。実際に99個を注文したお客さんがいたかどうか分かりませんが、このニンニクの効いた柔らかい鶏肉のチューリップはいくらでも食べられそうです。
◆ハムカツ◆
下町の居酒屋の定番のハムカツです。何と言っても2~3cmくらいあるその分厚さにインパクト大です。ソースやマスタードをつけてもいいですが、この分厚さからくるハムの塩気がすごくいい塩梅なので何もつけずにそのままでも十分においしいです。
◆アボカド鶏メンチ◆
アボカドと鶏のミンチを合わせてフライにしたものです。
中はこんな感じです。アボカドの中をくり貫いた部分に鶏ミンチを詰めてあります。野菜と鶏ミンチのはさみ揚げはよく見かけますが、アボカドと鶏ミンチの組み合わせも◎です。サッパリして女性受けしそうです。
◆鳥鍋めし・生玉子◆
〆のごはんです。鶏肉、たまねぎ、しらたき、豆腐を甘辛く煮た「鳥鍋」をごはんの上にかけた丼ぶりです。揚げた豆腐がふわふわ。
この丼ぶりに生卵をトッピングします。
すきやき風鳥鍋めしの完成です。卵を崩しながらいただきます。これ以上ない最高の〆のごはんになります。