中央区銀座1丁目
言わずと知れた日本におけるイタリアンの重鎮、落合務シェフのお店です。「日本一予約の取れないレストラン」とも言われています。お店は平成9年に現在ある京橋公園近くの路地にオープンしました。こじんまりとした気負いしない店構えで、店内もびっくりするほどカジュアルです。値段もリーズナブルでCP最強。もちろん予約は必須です。
ランチでの訪問です。ランチは前菜+パスタのAコースと、前菜+パスタ+メインのBコースがあります。それぞれを6~7種類の料理の中から選ぶ形式になっています。今回はメイン料理のあるBコースでお願いしました。
◆フォカッチャ◆
料理の前にフォカッチャが出てきます。オリーブオイルをたっぷり塗った表面はサクッと、中はフォカッチャとは思えないほどしっとり&もっちりの食感です。フォカッチャはおかわりできます。
◆本日の前菜盛り合わせ◆
本日の前菜の盛り合わせです。ズッキーニのオムレツ、ピスタチオ入りのハム、カプレーゼ、蒸し鶏のツナソース、きのこのソテー、ブロッコリーのアーリオオーリオ、カポナータの7種類です。
◆本日のお魚のカルパッチョ◆
こちらも前菜、魚のカルパッチョです。魚は日替わりですが、この日はマダイでした。水菜、みょうがを添えてあります。マダイは普通のカルパッチョよりも分厚い切り身になっています。新鮮でものすごい弾力のある歯ごたえです。ちなみに魚のカルパッチョは落合シェフが考案したものといわれています。
◆プーリア風生ハムとカチョカヴァロチーズ入りトマトソーススパゲッティ◆
パスタです。トマトソースにカチョカヴァロチーズを散らしたスパゲッティです。カチョカバロチーズはクセが少なく風味のいい食べやすいチーズです。細めのパスタを使っています。
プーリアはイタリア南部にある州です。プーリア風は素材の良さを生かしたシンプルなものが多いようで、こちらのスパゲッティも例外ではありません。トマトのうま味を上手に引き出しています。
◆牛ホホ肉赤ワインソースのリガトーニ◆
こちらは筒状のショートパスタのリガトーニを使ったパスタです。ぶつ切りの牛ホホ肉がゴロゴロと入った赤ワインソースを絡めた一皿です。
リガトーニは歯ごたえのある食感のアルデンテ。一方、牛ホホ肉はホロホロになるまで柔らかく煮込まれています。赤ワインソースはしっかり濃厚な味わいです。
◆的ダイのムニエル キノコソース◆
メインの魚料理です。ムニエルにしたマトダイに数種類のキノコで作ったちょっと濃いめのソースをたっぷりかけてあります。
マトダイは秋から冬が旬の白身魚です。フランス料理でもよく使われるそうです。ふわふわでクセのない身はキノコソースとよく合います。
◆秀味豚のグリル レモン添え◆
こちらは肉料理のメインです。分厚いポークステーキです。味付けはトマトソースかシンプルなレモンを選べますが、今回はレモンでいただきました。付け合わせはジャガイモのローストです。
「クイーンポーク」という群馬県産のブランド豚の中でも希少な上物「秀味豚」を使っています。この秀味豚が無茶苦茶おいしい!きめ細かくて柔らか。赤身はジューシーで、脂がものすごく甘いです。味付けは塩・コショウだけで十分。レモンにして正解でした。
◆ティラミス◆
せっかくなのでデザート(ドルチェ)も追加でオーダーしました。ドルチェは8種類から選べます。イタリアンを代表するデザートのティラミスです。
マスカルポーネがふわっふわ。ココアパウダーの苦みがマスカルポーネの甘さを引き立たせています。土台のスポンジはエスプレッソがたっぷりしみ込んでいます。
◆コーヒー◆
「ネスカフェ レギュラーソリュブルコーヒー」のホットコーヒーです。