B面

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プルジャ ダイニング

豊島区巣鴨1丁目

 


巣鴨にあるネパール料理のお店です。3年前にオープンしました。本場ネパールの家庭料理がいただけるとして評判です。お店はJR巣鴨駅南口から中山道を渡って路地を進んだ先の宮下橋通り沿いにあります。店前の提灯がちょっとおもしろいです。

 

◆ドリンク・お通し◆

ネパールのビール「ムスタングビール」です。アルコール度数5.5%で、軽い口当たり。

 


お通しは瓜のスパイス和えでした。シャキっとしてみずみずしい食感です。

 

◆モモ◆

ネパールを代表する定番料理の「モモ」です。ネパール風の蒸し餃子?小籠包?のような一品です。中央にあるモモのソースをつけていただきます。

 


厚めのもちもちの皮の中に餡がぎっしり詰まっています。ネパールのスパイスが香る肉汁がたっぷりでジューシー。そのままでも十分おいしいです。お店で必ず頼むべき一品です。

 

◆カジャセット◆

ネパールで「軽食」とか「おつまみ」といった意味合いの「カジャ」です。こちらはその盛り合わせといった感じでしょうか?

 


中央にあるのが「チウラ」。籾がついたまま炒ったお米をついて平べったくし、乾燥させた干し飯です。パリパリとした軽い食感のライスフレークですね。

 


「バトマスサデコ」。揚げた豆を野菜やスパイスと和えたもの。カリカリとした食感が心地いい一品です。ちょっとピリ辛でビールのおつまみにぴったり。

 


「アルコアチャール」。ネパール風のジャガイモのスパイス和えです。辛さは控えめになっています。

 


「ポークチリ」。豚肉のカシラを野菜などと一緒にチリソースで炒めたものです。日本人にも合う味わいになっています。

 


「サグプテコ」。ネパール風のほうれん草炒めです。ほうれん草以外の菜っ葉類も使われることもあるそうです。シャキシャキ感が残っています。

 

◆ディドセット◆

ネパールの伝統的な主食「ディド」とカレーのセットです。

 


「ディド」はそば粉、キビ粉、小麦粉、米粉などを混ぜて熱湯でゆがいたもの。日本のそばがきをもっとゆるく柔らかくした感じで、食べるというより飲むような感覚でいただきます。穀物のシンプルな味わいです。直接手で千切っていただくのがオススメだそうですが、出来立てはめちゃくちゃ熱いです。

 


カレーは定番のチキンカレーでした。スパイスが効いて辛さもあるのですが、スパイスの種類と調合が違うのでしょうか?インドのカレーとはちょっと違う、ネパール風味なカレーに仕上がっています。

 


添えてある付け合わせのギーときのこの和え物です。ギーは食用に用いるバターオイルの一種で、ディドを手で千切る前にちょっとつけます。

 


こちらも付け合わせ。大根と菜っ葉の漬物です。発酵してちょっと酸味のあるこの2つがディドにすごく合います。さらにその横は爽やかなミントソースも添えてあります。

 

◆バナナプリン◆

デザートの「バナナプリン」です。見た目はちょっとディドに似ていますね。アジアのスイーツというとベタな甘さのものが多いですが、こちらのバナナプリンは本物のバナナの自然の甘さです。ねっとりとしてほんのりとした甘さ。すごくおいしいです!

 


席につくと出てくるお茶です。このお茶もちょっと独特で炒った豆?のような風味のお茶です。