埼玉スタジアム2002
昨年末から始まった埼玉スタジアムの芝生の全面張替え工事が今月完了しました。ということで8節にしてようやく今シーズン初参戦となります。生憎の天気が残念です。
今シーズンはポーランド出身のマチェイ・スコルジャ新監督を迎えてのスタートとなりました。ここまで4勝1分2敗の6位。ホーム2試合、アウェイ5試合ということを考えるとまずまずの成績だと思います。開幕2連敗をしたときはちょっと覚悟しましたが、3節の初勝利をきっかけにチームが一気に好転してきた感じです。
今日の対戦相手は北海道コンサドーレ札幌。ミシャ監督が率いて今年で6年目になります。昨シーズンは興梠がレンタルされていましたが、今年レンタルバックしています。
スタメン=西川、明本、ショルツ、ホイブラーテン、荻原、伊藤、岩尾、大久保、小泉、興梠
サブ=鈴木、岩波、馬渡、モーベルグ、柴戸、安居、ホセカンテ
このうち今季新加入はマリウス・ホイブラーテン(ノルウェー出身)とホセ・カンテ・マルチネス(スペイン出身ギニア代表)の2人。興梠と荻原はそれぞれ札幌と京都からレンタルバックしました。
68分:ショルツの持ち上がりを関根に預け、再度ショルツにスルーパス。そのままダイレクトで押し込んで先制。
83分:VARの結果、相手DFのハンドでPK。興梠が決めて追加点。
90分+5分:交代出場したモーベルグが右サイドをドリブル突破。グラウンダーのクロスが相手DFに当たりOG。
90分+8分:モーベルグのFK。相手に当たってコースが変わったところをホイブラーテンが頭で合わせてダメ押し。
〇 浦和 4-1 札幌
VARが入ること3回。いろいろあった試合でした。
前半34分に相手が1人退場して、前半から有利な状況で試合を進められたにもかかわらず前半はスコアレスで終了。後半23分にようやく先制したと思ったら今度はこちらが退場者を出すハメに。10人対10人で試合の流れが全く分からなくなりかけましたが、すぐにPKで追加点を奪えたのがよかったです。その後1点差に詰められて再度混沌としてきた中、アディショナルタイムに突き放し&ダメ押しゴール。前半のスコアレスの状況からまさかこのようなスコアの結果になるとは思いませんでした。とりあえず埼スタ開幕戦で勝利できてよかったです。
これでリーグ戦は3節から4連勝を含む負けなし。昨年と比べて今年の戦力はほぼ横ばいかややダウンした状況でこの成績ですからスコルジャ監督のマネジメント力が光ります。母国ポーランドで4度リーグを制覇した手腕は伊達ではないようです。あとは前線の攻撃力アップに期待です。